現役小学校教諭が語る。子供達に伝えたい事
先日、友人の知り合いで小学校教諭の方とお話させていただき、大変勉強になったので、忘れないように記録しておこうと思います。
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皆んなと仲良くしようとは言わない
その小学校教諭の方は子供たちに、『皆んなと仲良くしよう!』とは言わないようにしているそうです。大人同士でも話や波長が合わず、苦手だと感じる事があると思います。それは多少は、努力で補える部分もあるかもしれませんが、どうしようもない事です。ただ、『この人とは合わない』と感じたとしても、相手の幸せを奪う権利は絶対にありません。ですから、お互いに気持ち良くいれる距離感を考えようと、子供に教えているそうです。
自分で解決する経験を奪わない
子供のころに人間関係のトラブルを解決させる事はとても大切だそうです。親が処理しない。
子供自身で考えさせる事で、考える力が身につくのだそうです。
私もついつい、先回りして、失敗しないようにフォローしがちで反省しました。
真ん中っ子には『あなたが1番』という言葉をかける
先日、うちの二女が「私には熱中できることが無い」とぼやいていました。
私から見ると、二女は何でも器用にこなし、気遣いができ、友達も多く、あまり心配は無いと思っていました。そんな彼女も姉がお絵かきに没頭しているのを見たりすると、不安に感じるようです。
その教諭の方曰く、「あなたが一番」という言葉を求めている可能性が高いそうです。
少しでも良いので気にかける事
例えば子供が宿題をするときに、ずっと横にくっついて見守るのは無理だし必要なくて、宿題が終わった時に「もう終わったんだね。がんばったね。」などの一言があれば、子供は安心でき、やる気も起きるそうです。
というわけで、普段から少しづつ意識してゆきたいと思いました。